猫に合わせて選ぶ

猫のキャットフードは、高タンパクの物がおすすめです。今は高タンパクで原材料にもこだわっているキャットフードが増えてきていますし、年齢に合わせて選択肢も豊富です。猫にも個体差はありますので、中にはどんなキャットフードでも喜んで食べる食いしん坊な猫もいます。食欲旺盛ならキャットフードを選ぶ時、高品質で高タンパクの物を探せばいいですが、好き嫌いが激しいとなかなか食べてくれません。

猫の健康を考えて選んだキャットフードでも、猫が食べてくれなければ意味がありません。お気に入りが見つかれば、キャットフード選びにも苦労しませんが、なかなか良い物が見つからずキャットフードジプシーになってしまう飼い主も多いのです。

キャットフードのサイズはメーカーによる違いはあれど、ドッグフードに比べると1つあたりのパックが少なめです。開封すると少しずつ風味が飛んでしまうので、グルメな猫は風味が飛んだキャットフードを食べなくなってしまいます。おすすめは1パックの量が少なめのサイズです。お気に入りが見つかるまで、一番小さいサイズで試していけば、食べなかった時も無駄にしなくて済みますし、早く食べきれるので美味しい状態で食べられるというメリットがあります。

1日に必要なタンパク質の量

キャットフードを選ぶ時は、タンパク質の量で選ぶのがおすすめです。もちろん原材料などもチェックしますが、できるだけ高品質で高タンパクの物を選びましょう。ここでポイントとなるのが、猫が1日にどのくらいのタンパク質を必要としていて、キャットフードからどのくらい摂取出来るかということです。

猫にも個体差があるので、体重や食欲などによって調整が必要です。1日に猫が必要とするタンパク質は、体重1kgあたり約7gと言われています。これだけだとちょっとピンときませんが、同じ肉食動物の犬で体重1kgあたり約5g、人で1.2g必要と言われていることを考えると、猫がどれだけ多くのタンパク質を必要としているかがわかります。

1日に体重1kgあたり7gですから、体重3kgの猫なら21g、5kgの猫なら35gのタンパク質が必要になります。ただし猫も骨格や体格、運動量によって必要とするタンパク質の量は変わってきますので、あくまでも目安として覚えておいてください。

高タンパクのキャットフードは、栄養価も高くなる傾向があります。必要なタンパク質量を目安にするのはいいのですが、場合によってはカロリーの摂り過ぎになる可能性があります。食べ過ぎは肥満のもとになるので、量を見極めましょう。

猫にタンパク質が必要な理由

猫は今のようにペットとして飼われるようになる前は、野生で暮らしていました。飼い主はいませんから時間どおりキャットフードが出てくることはありません。食べる物は自分で捕獲しないといけませんでした。猫というとネズミを獲って食べるイメージですが、昆虫や魚なども獲って食べていました。雑食のイメージもありますが、草食動物に比べると腸が短いので、体の構造も肉食仕様となっています。

草食動物に比べると腸がやや短いので、肉や魚の消化は効率良く行われますが、野菜や穀物は体が対応できないため、穀物や野菜を多く食べると体に負担をかけてしまいます。猫はとても身軽で、少しくらい高いところから落ちても柔軟に対応できます。高い塀の上に一瞬で飛び乗ることもありますが、これも強靭な筋肉を持っているからです。タンパク質は筋肉の健康を維持するためにも欠かせませんから、猫にとっては必須となる栄養です。

主食となるキャットフードには、肉や魚が豊富に使用されている物が理想ですが、これを可能にするにはコストがかかります。高品質のキャットフードもありますが、少し値段が高めです。安価なキャットフードはコストを抑えるために、穀物や野菜を多く使用しているので、猫には不向きとなってしまいます。